ティアイエス(株)、エントレージ・ブロードコミュニケーションズ(株)、東京エレクトロン(株)、ブロケードコミュニケーションシステムズ(株)、ベリタスソフトウェア(株)の5社による“B-cubeプロジェクト”は2月28日、異機種混在(ヘテロジニアス)な環境によるリモート相互接続の本格検証を3月1日に開始すると発表した。
“B-cube(ビー・キューブ)”は、“SAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)”の導入促進のため、相互接続検証サービスと構築・運用の総合的なコンサルティングを行なうための共同プロジェクト。今回、B-cubeに対して、国内の大手ストレージメーカー11社“B-cubeプロジェクト協力企業”がサーバーやストレージ機器、技術を提供したという。貸与/提供された機器は総額40億円相当で、東京都江東区のiDC内に設置される。
協力企業は、イーエムシージャバン(株)、ATLプロダクツジャパン社、(株)日立製作所、コンパックコンピュータ(株)、サン・マイクロシステムズ(株)、ソニーマーケティング(株)、日本アイ・ビー・エム(株)、日本ストレージ・テクノロジー(株)、日本電気(株)、日本ヒューレット・パッカード(株)、富士通(株)。
B-cubeプロジェクトでは、3月末を目標に、“MAN(メトロポリタン・エリア・ネットワーク)”を経由したリモートバックアップ、リモートミラーリングなどの広域“SAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)”ソリューションなどが、異機種混在の環境で稼働可能かどうかなどの検証を行なう。5社は検証結果を技術ノウハウとして蓄積/利用するとともに、機器を提供したメーカーに各機器の接続検証結果を提供するとしている。