グレープシティ(株)は18日、プリンターの印刷イメージを画像ファイルに変換するプリンタードライバー『LEADTOOLS ePrint Printer Driver』を発表した。開発元は米LEAD Technologies社。3月中旬にグレープシティのオンラインショップ“Buy Direct!”でダウンロード販売を開始する。価格は1クライアントで1万4800円。
LEADTOOLS ePrint Printer Driverは、WordやExcelを始め、Windows上でプリント機能を有するすべてのアプリケーションのプリント出力を画像として出力することができる。出力可能なフォーマットはJPEGやBMP、GIF、TIFFなど約60種類で、JPEG2000にも対応する。出力する画像の解像度は自由に設定できる。
また、ネットワーク上の複数のプリンターから同時に出力することができるほか、画像1ファイルに2ページから16ページまでの印刷イメージをまとめて出力することも可能。そのほかに、Visual C++ 5.0/6.0日本語版に対応したAPI関数も無償で提供し、LEADTOOLS ePrint Printer Driverの機能を利用したアプリケーションを開発できる。
対応するOSは、Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000。同社では、最終出力形態の文書を分類して保存するなど、ユーザーがアドビ システムズ(株)の『Acrobat Reader』と同様の用途で利用することを想定している。