ルート(株)、モバイルインターネットサービス(株)、京都大学、(財)京都高度技術研究所、東京工業大学、学校法人慶応義塾、(財)九州システム情報技術研究所のグループは18日、京都府内でIPv6による広域無線インターネット接続実証実験を開始すると発表した。
これは通信・放送機構(TAO)の平成13年度(2001年度)の研究開発事業を基にしたもので、端末が移動する環境において、セキュリティー保護機能と認証機能、ハンドオーバー機能などを持ち、IPv6インターネット接続機能を利用したサービスを提供するシステムに必要な要素を開発するもの。みあこネットプロジェクトの協力により、京都市、綾部市、舞鶴市、福知山市、宮津市、峰山町、網野町、宇治市など、京都府内の100ヵ所以上にIPv6対応の無線IPルーターをアクセスポイントとして設置して行なう。期間は同日より3月までの予定。
なお、“みあこネットプロジェクト”は、京都で有線/無線インターネットのサービスビジネスの研究、開発、運用、ビジネスを行なっている事業者/団体/個人のグループで、運営は、“日本サスティナブル・コミュニティ・センターが主体となって行なっているという。