(株)ソニー・コンピュータエンターテインメントは13日、家庭用ゲーム機『プレイステーション2』をブロードバンド上で端末として利用するサービス“PlayStation BB”とし、4月をめどに開始すると発表した。あわせて、同サービスで利用できるソフト『ブロードバンドナビゲータ』を提供すると発表した。
“PlayStation BB”は、PS2をブロードバンド回線に接続し、テレビでゲームやインターネットを利用するためのサービス。4月をめどにサービスを開始する予定。また、今回あわせて発表をした『ブロードバンドナビゲータ』は、コンテンツを利用するためのソフト。PS2専用ブロードバンドユニットに内蔵したHDDにネットワーク経由でダウンロードしたPS/PS2用のソフトを再生する機能“PSエミュレータ/PS2プレイヤー”や、専用のユーザーIDを利用してメールやインスタントメッセージの送受信が行なえる“メール/インスタントメッセージ”機能を搭載するほか、ネットワーク経由でHDDにダウンロードした音楽を再生する“プレイステーション・ジュークボックス”やストリーミングなどを再生する“リアルプレイヤー”機能を搭載している。これにより、テレビ画面において、従来のゲームや音楽、映像の利用のほか、インターネット経由で入手したコンテンツも利用できるようになるとしている。