GNUプロジェクト支持者のためのニュースサイト『GNU-Friends』が開設されている。同サイトの管理者Jonas Oberg氏の投稿によると、正式に公開されたのは2月7日とのことだ。
Jonas氏はFree Software Foundation Europeの副会長。米LWN.netや米LinxTodayに掲載されている同氏のメッセージによると、『GNU-Friends』では、フリーソフトウェアコミュニティ関連の話題のうち、ほかのニュースチャンネルに取り上げられないようなものを扱うとしている。現在は、bashやreadlineの開発に携わるChet Ramey氏へのインタビューや、ヨーロッパで行なわれているフリーソフト関連イベントの紹介などが掲載されており、読者からのコメントもいくつか寄せられている。
また『GNU-Friends』は、Free Software Development Network(以下、FSDL)との相互リンクを行なっている。FSDLは、「世界に安定をもたらすために存在する」(We exist to bring balance to the universe.)そうで、フリーソフトウェア関連Webサイトのコレクションを目指しているという。FSDNを管理しているのもJonas氏自身のようだ。FSDNには
- フリーソフトウェア関連のWebサイトであること
- FSDNのほかのサイトとリンクすること
を条件に加入できるという。現在のところ、FSDNに登録されているのは『GNU-Friends』だけだ。また、FSDNのあり方を議論するメーリングリストも用意されている。