Jetway、2製品を投入したASUSTeKに続き、SiS(Silicon Integrated Systems)製マザーボードを積極的にリリースし続けるECSからもMicroATXフォームファクタを採用した「L4S5MG」がデビューした。
紫色のPCBを覆うようにぎっしりと詰め込まれた抵抗などの細かなパーツが印象的なボードは、配線の関係かFDケーブルコネクタがやや取り回しづらい場所に用意されているが、基本的にはクセのない仕上がり。拡張スロットはAGP×1、PCI×3、CNR×1でPC2100 DDR SDRAM用のDIMMスロットは2本(最大2GB)。ECSが独自に“XP4”と呼ぶSouth Bridge“SiS961”内蔵のネットワークコントローラではなく、オンボードで搭載するRealtek製チップを用いてLAN接続をサポートしているのも特徴だ。
AGPスロットのすぐ近くにあるFDコネクタ |
価格はコムサテライト3号店で1万5200円。GeForce2 MX相当のビデオ機能を内蔵しているのを考えると十分に割安だろう。
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