『Samba 2.2.2日本語版リリース1.0』が1月8日に公開された。プレスリリースによると、主な特徴は以下のとおり。
- ドメインコントローラ機能を正式にサポート
- ドメインログオンを含むWindows 2000 / XPからの利用をサポート
- WindowsとUNIX / Linuxのユーザー管理を統合する「Winbind」機能を実装
- Windows向けプリンタドライバ自動ダウンロード機能を実装
- 複数台のサーバを1台の仮想サーバに見せる分散ファイルシステム「MS-DFS」をサポート
- 日本語のリソース名をサポート
- ファイル/ディレクトリ名に対するWindows日本語機種依存文字をサポート
- 「SWAT」(Samba Web管理ツール)の国際化
- 誤って削除したファイルを復旧できる「ゴミ箱」機能を実装
- 日本語ドキュメントを整備し、O'Reilly『Using Samba』(Robert Eckstein、Peter Kelly著、ISBN 1-5659-2449-5)の日本語訳などを同梱
samba-2.2.2-ja-1.0.tar.gzファイルのサイズは8249KB。
日本Sambaユーザ会はSamba 2.0系列の開発を終了し、今後はSamba 2.2系列ベースの日本語版の開発に移行するという。
また、Sambaは今年で最初のリリースから10年を迎える。Samba Web Pagesには、過去10年間の歴史を振り返るページが用意されている。