エルピーダメモリ(株)は17日、512MビットのDDR(Double Data Rate) SDRAMのサンプル出荷を開始したと発表した。サンプル出荷を開始したのは、128Mワード×4ビット構成の『EDD5104ABTA』と64Mワード×8ビット構成の『EDD5108ABTA』の2製品。サンプル価格は1000個注文時の単価で2万円。
『EDD5104ABTA』(左)と『EDD5108ABTA』(右) |
『EDD5104ABTA』と『EDD5108ABTA』は、0.13μmプロセスで製造され、電源電圧は2.5V。インターフェースはSSTL_2。最大動作周波数は、166MHz(CASレイテンシー=2.5)あるいは133MHz(CASレイテンシー=2)。スピードグレードは、DDR333B(2.5-3-3)、DDR266(2-2-2)、DDR266A(2-3-3)。バースト長は2/4/8。パッケージはJEDEC標準の66ピンプラスチックTSOP II(10.16mm)を採用。