28日の午前2時過ぎ、各編集部の共用スペースで半分寝ながら仕事をしていると、月刊アスキー遠藤編集長が「これ、買ったんだけど、どう? 」と、持ってきたダンボール箱の中から黒い箱を取り出した。
『Xbox』だ!!
ビニール半むけ状態のXbox。何度見ても、大きく感じる |
遠藤編集長が取り出したのは、米国で15日に発売された、米マイクロソフト社の家庭用ゲーム機『Xbox』だった。日本での発売は2002年2月22日で、今回入手したのは米国で販売されている製品だ。展示会などで、見たり触ったりする機会はあったが、じっくり眺められる機会は今回が初めて。
本体および同梱物。コントローラーは1基追加してある |
「ばしばし写真撮るだろう、普通」ということで、デジタルカメラで隅々まで撮った写真を、以下に掲載する。
本体前面。指紋がついているのはご愛嬌。左上部のXboxのロゴがついている部分がDVD-ROMドライブ。中央がイジェクトボタンで、その下が電源ボタン。コントローラーを挿すポートは4つ |
本体前面は中央にイジェクトボタン、その下に電源ボタン、左上部にDVD-ROMドライブが配置され、コントローラーを接続するポートが4ポート並んでいる。背面には、オーディオおよびビデオ出力用の専用端子とLANポート、AC電源接続ポートを装備している。
本体後部。最も左の端子がAC電源、中央がオーディオおよびビデオの専用端子。その右がLANポート |
右側面。スリットが続いている。左側面も同じ |
本体上面中央のXboxのマーク |
コントローラー接続ポート。丸くなったUSBポートという感じ |
オーディオおよびビデオの専用出力ポート |
背面にはシールが3枚貼られており、そのうちの1枚には“Made in Hungary(ハンガリー製)”と書かれている。Xboxは生産が間に合わず、米マイクロソフトはEMS(Electronics Manufacturing Services)企業に発注したと言われているが、これもそうなのだろうか?
「ハンガリー製なのか」Xboxの背面をながめる、左から月刊アスキー遠藤編集長、月刊アスキーでゲームに詳しい編集小西、別冊アスキー副編集長の吉川の3人 |
“Made in Hungary”と書かれている |
コントローラーも米国版で、一見すると「大きい」。幅は17cm前後で、奥行きも約15cmある。もっとも、手にしてみると以外に持ちやすく、使いやすそう。接続ケーブルは3m弱と長い。なお、日本向けには一回り小さいコントローラーが用意される。ケーブルも短くなるかどうかは不明。
Xboxの米国版コントローラー |
「大きいよね」「いや、以外にしっくりきますよ」 |
コントローラー中央のロゴ。光ったりはしない |
A、B、X、Yの4つのボタン |
コントローラー上部。メモリーカードスロットが2基ある |
コントローラー背面。L、Rボタンがある |
コントローラー側面 |
コントローラー中央には、STARTボタンとSELECTボタンではなく、STARTボタンとBACKボタンが並ぶ |
左右に2基搭載するジョイスティック |
ケーブルは3m弱とかなり長い。引っ張ったときに機材に損傷を与えないように、簡単に抜ける変換コネクターを介して本体に接続する |
2人で持ってみる。かなり長い。アメリカのリビングルームに合わせたサイズなのだろうか |
あれこれ触ってみて、周囲の感想は、本体・コントローラーともに「大きい」。本体サイズは幅324×奥行き265×高さ90mmで、重さは約3.86kgになる。だが、ウェブ上でその大きさを伝えるのはなかなか難しい。
それならば「比べてみればいいじゃん」ということで、次回は、遠藤編集長秘蔵の各種ゲーム機と並べての比較を試みる。乞うご期待!!
ちなみにAkiba2GO!によると、秋葉原ではほんの少数ながらも、Xboxが流通しているようだ。