NTTソフトウェア(株)は21日、携帯電話のJavaアプリケーションからインターネット上のウェブサービスを探し出して利用するための通信ミドルウェア『BLUEGRID For Web Services(ブルーグリッド フォー ウェブ サービス)』を製品化すると発表した。2002年4月をめどに提供する予定。
『BLUEGRID For Web Services』は、同社のモバイル向け通信ミドルウェア『BLUEGRID』の製品ラインアップの1つで、“UDDIゲートウェイ機能”と“SOAP-RPCゲートウェイ機能”で構成される。このゲートウェイ機能を利用することにより、携帯電話のJavaアプリケーションから、通信プロトコルの“SOAP”、ウェブサービス関連情報をXMLで表現するための定義言語“WSDL(Web Service Definition Language)”、ウェブサービスを登録・検索するためのレジストリーである“UDDI(Universal Description, Discovery, and Integration)”を利用できるようになるという。
これにより、Javaアプリケーションとウェブサービスを連携させたサービスの開発支援が可能となり、携帯電話のJavaアプリケーションから、実行時に目的とするサービスを発見してアクセスするといったことも可能になるとしている。