台湾のVIA Technologies社は現地時間の1日、Pentium 4プロセッサー対応チップセット『VIA ProSavageDDR P4M266』を発表した。
『VIA ProSavageDDR P4M266』(左)、右はMACを内蔵したSouth Bridgeチップ『VT8233C』 |
『VIA ProSavageDDR P4M266』(VT8751)は、AGP8Xに対応した128bitグラフィックスコア“S3 Graphics ProSavage8”を統合したNorth Bridgeチップ。FSB(Front Side Bus)は400MHz(100MHz×4)で、DDR266/200とPC100/133のSDRAMを4GBまでサポートする。オプションで外部AGPポート(AGP2X/4X)の利用も可能。ビデオメモリーは32MBまで対応。ACR(Advanced Communications Riser)もサポートする。
North BridgeとSouth Bridgeを結ぶバスには毎秒266MBの転送が可能な独自の“V-Link”を採用する。また、“V-MAP(VIA Modular Architecture Platform”に対応しており、VT8751はVIA Apollo P4X266とピン互換で、South Bridgeには『VT8233』、Ultra ATA/133対応の『VT8233A』、スリーコム社のネットワーク機能(100Mbps Ethernet MAC)を統合した『VT8233C』が利用できる。VT8751は664ピンBGA(Ball Grid Array)パッケージで供給され、VT8233/A/Cは376ピンBGAパッケージで供給される。