予定どおり、アキバのCLUB SEGA秋葉原で「電脳戦機バーチャロン フォース」(VOフォース)が正式に稼働開始! 2on2筐体×1(つまり、ツイン筐体が2つ)と「VO4ターミナル」が2Fに置かれたが、ほとんどの人が1人プレイを選択したため、2on2筐体にはプレイ待ちの列列列…。それどころかVO4ターミナルでカードの作成やアップデートをするにも並ぶ必要があるほどの大反響となっており、とにかく1回プレイするまでが大変だ。Akiba2GO!のある編集者などは、数回しかプレイしていないにも関わらず帰社時間が当初の予定より2時間遅れたとか(誰のことかは詮索しないように)。
店頭には“機体乗り換え”がメインフィーチャーであることを示唆する、4体のテムジンがあしらわれたポスターが |
VOフォースは戦績などを「VO4カード」に記録するカードシステムを採用。ゲームをプレイする際に筐体へVO4カードを差しておくとプレイデータが書き込まれ、これをもとに階級が上がったり、スペシャルミッションへの参加を要請されたり、未知なる新機体への乗り換えなどもできるようになる。最初にカードを作成するときには、以下に挙げる、聞き慣れたものからそうでないものまでバラエティに富んだ9体のバーチャロイドから愛機を選択可能。VO4カード1枚ではデフォルトで30回出撃(プレイ)できる。
MBV-707-J TEMJIN 707J(テムジン) | TF-14 A Fei-Yen with VividHeart(フェイ・イェン) |
HBV-512-E2 RAIDEN 512E2(ライデン) | XBV-821m-N BAL d MEORA(バル・ディ・メオラ) |
VOX D-101“Dan”(ボックス) | YZR-XIII sin SPECINEFF 13“The Sin”(スペシネフ) |
RVR-24-C APHARMD J typeC(アファームドJ) | TA-17 L Angelan MH(エンジェラン) |
YZR-8000 Δ MYZR Δ(マイザー) |
VO4カードを作成するとき見ることになる機体選択画面。カードを作成しなくてもプレイできるが、その場合は基本の9体以外の派生機体などは選択できない |
注目の2対2対戦だが、実際にプレイしてみたところ、戦いは常に2対2で行われるようだ、1人プレイを選択した場合、コンピュータ(AI)の操作する僚機を連れて出撃する必要があった。スペシャルミッションとして1機だけで戦うモードが存在するのかもしれないし、そもそも店側のハードウェア設定次第なのかもしれないが…。
ゲーム終了後にもお楽しみがあるのはうれしい |
プレイ終了後、VOターミナルに寄るつもりだったが、5、6人が列をなしていたので、これ以上仕事をサボるわけにはいかないと諦めてしまった。このため、数回の出撃でどの程度の変化があったのかは不明だが、ゲームオーバー後にも楽しみがあるというのは新鮮な感動だ。あえてプレイ当日はVOターミナルを利用せず、次回にプレイする時のお楽しみにしておく、というのもいいかもしれない。
「オラタン」時代とは微妙かつ決定的に操作方法が違うので、システムのほかにもとまどう部分はあるかもしれないが、それも時間が解決してくれるハズ。なにはともあれまずは挙動を正確に掴むところから始める必要があるだろうから、帰社時間が遅れるのには寛大な心で接していただきたいところと言えます。
なお、開発元のヒットメーカーではVOフォースの稼働を記念して限定生産のウィンドブレーカーを販売中。こちらも要チェックだ。詳細はヒットメーカーのウェブサイトを参照のこと |
Original Game (C) SEGA (C) SEGA/Hitmaker, 2001
CHARACTERS (C) AUTOMUSS CHARACTER DESIGN KATOKI HAJIME