SNEから、USB対応の外付け2.5インチHDDボックス「MPD2110」が発売された。
単なるHDDボックスならばそう珍しくもないが、この製品の特徴は、本体にノートPCでおなじみのリチウムイオンバッテリを内蔵しており、電源供給なしで連続10時間の稼動が可能という点だ。
本体サイズは80(W)×140(D)×20(H)mmで、20mm厚という薄いケース内にリチウムイオンバッテリを内蔵するため、内蔵できるHDDは9.5mm厚のものに限られるが、薄さを追求した筐体の重量は10gと極めて軽い。実際に持ってみると「バッテリが入っていないのでは?」と思うほど軽く感じるほどだ。なお、パッケージにはバッテリ充電用のACアダプタが付属しており、フル充電に要する時間は約6時間。MPD2110の本体バッテリが切れた後は、USBからの電源供給に自動的に切り替わるようになっているので、突然HDDが使えなくなるという心配はない。
電源ボタンを押すと青色のLEDが光るのはちょっと格好いい |
価格はOVERTOPで9800円。登場しているのはUSB1.1版のみだが、近日中にIEEE1394版も登場予定である。
【取材協力】