サイボウズ(株)は15日、数百人から数万人のユーザーの利用を想定した大規模グループ向けのグループウェアの開発に着手したと発表した。
現在、同社のグループウェア『サイボウズ Office』は300人規模までの企業や部門での利用を想定して開発しているという。これに対して、複数の部門でサイボウズ Officeを導入している大企業から、他部門との情報共有を行なえるようにしてほしいという要望があるため、サーバーを連携させて「部門間の横断的な業務の効率化、および生産性の向上」を実現させるとしており、同時に、連携している各サーバーを1ヵ所で統合管理できるようにするという。
販売型式については、大規模案件に対応するため、大規模システムを手がけるSI企業との協業などを行なう。価格は未定。サイボウズ Officeユーザー向けの優待販売も予定しているという。