日本アイ・ビー・エム(株)と(株)ソフマップは4日、使用済みパソコンの下取り回収とリユース販売において協業すると発表した。これはリユースビジネスや中古パソコン市場の活性化を目的として行なうもので、日本IBM製のパソコンが対象となる。
両社の協業によるビジネスの流れ |
日本IBMは、直販サイト“ibm.com”でパソコンの新規購入を予定しているユーザーに対して、特定機種の下取りを行ない、回収した使用済みパソコンをソフマップに転売する。手始めに、同日から11月15日までの期間限定で“買い替えキャンペーン”を試験的に実施する。新規購入の対象となる製品は、ThinkPad i Series(Aptivaにも拡大予定)。下取り対象機種は、ThinkPadやAptiva Eシリーズで、詳細はホームページに掲載する。下取り価格は見積もりとなる。
日本IBMでは、家庭のパソコンも“資源有効利用促進法(改正リサイクル法)”の対象となる見込みであることから、新たな回収ルートの確保と、ソフマップに対する使用済みパソコンの卸売りという販路を確保するために、キャンペーンの継続を目指すとしている。また、両社は、今後、他社製品やプリンターなどの周辺機器まで下取り対象を拡大することも検討しているという。