ASCII24は9月22日~28日までの1週間、読者を対象にWindows XPの導入予定など調査するアンケートを行なった。
ここでは、アンケート結果の発表と『アスキーストア』が9月19日より行なっている『Windows XP 日本語版』予約販売の状況を紹介したい。
(株)アスキーのECサイト『アスキーストア』の予約販売状況によると、Windows XP ProfessionalがHomeの4倍近い受注本数を示している。
Windows XP受注構成比 |
この結果の要因として、早期に予約するユーザーにはパワーユーザーが多いことが第一の原因とも考えられる。価格が安いためプリインストールマシンへの採用が進んでいるとされるWindows XP Homeではなく、高機能なWindows XP Professionalに人気が集まっている点もおもしろい。
またASCII24アンケートの集計結果では、読者の使用しているOSは、Windows 2000が58.7%、Windows 98(SE含む)が55.1%、Windows Meが44.8%などとなっており、
使用OS(複数選択による) |
「Windows XPへ移行しますか?」との問いには、「年内に移行するつもり」が39.3%、「2002年1~3月には移行するつもり」が9.9%と約50%のユーザーが早期の移行を考えているようだ。逆に「移行する必要を感じない」というユーザーは14.7%との結果が得られている。
Windows XPへ移行しますか? |
導入方法では、Windows 2000 ProfessionalからWindows XP Professionalへのアップグレードパス『Windows XP Professional 特別アップグレード版』を利用するユーザーが最も多く33.2%。2位の『Windows XP Home アップグレード版』13.2%、3位の『Windows XP Professional アップグレード版』9.3%を大きく引き離している。
一方、Windows XPプリインストールマシンの新規購入やWindows XP Homeへの乗り換えは意外にも少ない結果となった。回答者の中で、Windows 2000/Meユーザーの合計が100%を超えるなど、ASCII24読者は比較的高速なPCを利用しているケースが多いことが予想され、その結果ハイエンドなProfessionalに票が集まっている点には注意が必要だろう。
導入方法 |
ASCII24では、Windows XPの発売日11月16日前後に再度Windows XPの導入予定調査アンケートを行なう予定だ。