(株)クロスウェイブコミュニケーションズは31日、全国の電力系NCC(New Common Carrier)9社からアクセス回線区間の料金設定権を取得し、9月1日から独自の料金体制を設定し提供すると発表した。これにより同社の広域LANサービスなどでNCCの回線を利用する場合にコストを低減できるという。
アクセス回線の月額料金は、1.5Mbpsの場合、距離がMA(Message Area:各電力系NCCが定めた距離起算局が収容する区域)内で12万円、MA外50km以内が18万円、50km超が32万円。ATM/3Mbpsの場合、MA内が17万4000円、MA外10km以内が20万2000円など。回線速度はATM/45Mbpsまで、距離は70kmまでの料金が設定されている。
対象となる電力系NCC9社
- HOTnet/北海道総合通信網(株)
- TOHKnet/東北インテリジェント通信(株)
- TTNet/東京通信ネットワーク(株)
- HTNet/北陸通信ネットワーク(株)
- CTC/中部テレコミュニケーション(株)
- OMP/大阪メディアポート(株)
- CTNet/中国通信ネットワーク(株)
- STNet/(株)四国情報通信ネットワーク
- QTNet/九州通信ネットワーク(株)