ついにGeForce3搭載ビデオカードは3万6000円台に突入し、それにつられるかのようにGeForce3カード全体の価格が落ち始めている。今週、若松通商エルプラザが3万6980円で販売を開始したのはHIS(Hightech Information System)製「GRAPHIC MASTER GeForce3」。Nvidiaのリファレンスどおりのカードで、D-Sub15ピンのほかテレビ出力とDVI出力を装備しているのだからお買い得と言えるだろう。
あわせて、アジア系メーカー製のGeForce3カードの値がじわりじわりと下がり始めている。9日にGRAPHIC MASTER GeForce3のTORICAブランド版と思われる「VGF3-64A」がクレバリー1号店と3号店で4万1500円、高速電脳で4万3800円と、比較的安価な価格で登場したほか、OVERTOPは週末からProlink製「PixelView XX-Player」を3万7800円に値下げ予定。さらに複数ショップの担当者によると、いくつかのメーカー製カードは8月中に数1000円単位で段階的に値下がる見込みだという。価格を理由に購入をためらっていた人は、今月が狙い目かもしれない。
なお、ギルモによれば、久しく市場から姿を消していた「3D PROPHET III」が今月中に再登場する予定という。同製品は「最新リビジョンの“A05/H”チップを搭載している」(ギルモ)とのことだ。
【関連記事】