ナナオのFlexScanに新製品が登場した。ひとつは、液晶ディスプレイで「FlexScan L365」。「FlexScan L371」の後継機種にあたる。店頭に並んでいる他の普及価格帯の製品と比べると、まず極細べゼルを採用してスリムなデザインになっているのが目に付く。これは、すでにこちらでレビューしている「FlexScan L675」の方向を受け継いだものと思われるが、裏を見てみると奥行きも小さくなっているのがわかる。
D-Sub15ピン(ミニ)とデジタル(DVI-D)の2系統 |
新製品FlexScan L365の側面 |
こちらは従来型の側面 |
D-Sub15ピン(ミニ)とデジタル(DVI-D)の2系統入力を装備しており、水平160°/垂直150°の視野角を持ちつつ、同社従来機比較で色再現性が16%向上したとしている。本体カラーはホワイトに近いセレーングレイとブラックがある。
上段の中央がFlexScan L365 |
この機種の登場にともない、一部ショップで従来製品の価格が低下している。
一方、19インチモニタの「FlexScan T765」も登場した。高輝度タイプの動画対応ブラウン管を採用した製品で、テキストをはじめブラウザ、動画など5モードに加えsRGBモードにも対応したFineContrast II機能や、動画部分だけを高輝度再生するWindowMovie機能も備える。詳細スペックはこちらを参照していただきたい。
価格はFlexScan L365がTSUKUMO eXで6万4799円、T-ZONE.本店とラオックス ザ・コンピュータ館で6万4800円。FlexScan T765がTSUKUMO eX.で6万4799円、T-ZONE.本店とラオックス ザ・コンピュータ館で6万4800円。
【取材協力】