キヤノン(株)は25日、133万画素のCCDと光学式手ブレ補正機能を搭載したデジタルビデオカメラ『キヤノン デジタルビデオカメラ PV130』を8月下旬に発売すると発表した。価格は22万円。
『PV130』 |
『PV130』は、1/3.6インチの133万画素インターレースCCDと光学式手ブレ補正機能を搭載するとともに、ビデオレンズとしては初めてという高屈折率のGmo(ガラスモールド)非球面レンズ1枚を採用した8群12枚の光学10倍ズームレンズ(F1.6/f=4.2~42mm:35mm換算で約48mm~480mm)を搭載するほか、銀塩カメラ並みの美しく自然なボケが得られる6枚羽根の虹彩絞りを採用する。これにより水平解像度520TV本の動画の記録が可能。“3倍録画機能”や最高200倍のデジタルズーム機能も搭載する。
静止画は独立した“フォトボタン”を押すことで撮影できるようになっている。有効125万画素で、奇数フィールドと偶数フィールドを同時に取り込めるメカニカルシャッターを搭載しているため、インターレーススキャンCCDでもフィールド間のズレのない高画質な静止画が撮影できるという。記録解像度は最大1280×960ドット。撮影した画像はマルチメディアカード/SD(Secure Digital)メモリーカードに記録する。記録方式は“DCF”準拠。
チルトアップする0.55インチ約11.3万画素のビューファインダーと2.5インチ20万画素のTFTカラー液晶ディスプレーを搭載する。入出力端子はDV(IEEE1394)、ステレオミニジャック、Sビデオ、外部マイクなどを装備する。電源はDC7.4V。消費電力は約4.7W。本体サイズは幅66×奥行き129×高さ131mm、重量は約660g。
併せて、ACパワーアダプター、バッテリーパック、8MBのMMC、マイクロテック社製USB接続カードリーダー/ライター『ZiO!』を含むアクセサリーキット『AK-540』を2万5000円で発売する。