最近、値下がりの象徴的存在となっていたPC133 SDRAM 512MB(CL=3)最安値の価格下落がぴたりと止まったことで、メモリ最安値の価格変動がほとんどなくなった。そしてその一方で最安値と平均価格の差がなくなってきている。これは、多くのショップが最安値に近いところまで値を下げたため、各店が拮抗しているからだ。「(来週以降)値上がる理由も、値下がる理由もない」とするショップ関係者によれば、しばらくは現在の状況が続きそう。ただし、すでに一部代理店筋からは「もうこの価格では商売にならない」との声も聞かれており、ひょっとすると今の状況は嵐の前の静けさである可能性もある。