レーザーファイブ(株)は、Linuxサーバ「L-Board rev.1」を7月26日より発売すると発表した。
「L-Board rev.1」 |
64bitレジスタ、180MHzのクロック周波数、32bit外部バスというスペックに対し、2.2Wという省電力が特長である。詳細なスペックは以下のとおり。
- CPU……NEC製 VR4122(180MHz)
- SDRAM……32MB
- FLASH ROM……Intel製 16MB
- Ethernet……Intel製 EEPro100(i82559ER)×2ポート
- シリアルインターフェイス……RS-232C×2ポート
- IDEインターフェイス……M1543C UltraATA 66 2ポート(ATAPIデバイス4台まで拡張可)
- GPIO(割込み機能あり)……1bit
- JTAG(Nwire)
- 電源……5V 440mA 消費電力 2.2W未満(平均)
カーネルには“2.4.0pre9(mipsel)”が採用されている。X86環境MIPS用クロスコンパイラやVRMIPSセルフコンパイラ、開発用ツール群などがCD-ROMにて付属する。
価格は6万9500円。OEM/小口ユーザー/イノベータユーザー向けのサンプル出荷は本日より受付を開始する。レーザーファイブ(株)では、初回出荷1000本を予定しているという。