インターネットマルチフィード(株)は4日、5月1日に商用サービスを開始した分散型インターネット相互接続サービス“JPNAP”(JaPan Network Access Point/ジェイ・ピー・ナップ)と同様のIX(Internet eXchange)サービスを大阪エリアで提供すると発表した。IXの設置場所は大阪府大阪市堂島で、秋をめどに試験サービスを開始し、年内に本格サービスを開始する予定。
これにより、東京と大阪のJPNAPの両方に接続することで、伝送経路が最短となる相互接続ポイントを経由してデータを受け渡す“ホットポテトルーティング”を想定した新しいネットワークにも対応可能になるとしている。現時点で、ISPの@nifty、FENICS、BIGLOBE、IIJ、InfoSphere、OCNが相互接続点として利用を予定しているという。