インテル(株)は3日、パフォーマンスデスクトップ向けに最高速となる『インテルPentium 4プロセッサ 1.80GHz』および『同 1.60GHz』を発表した。あわせてバリューデスクトップ向け『インテルCeleronプロセッサ 900MHz』と、ノート向け『モバイル インテルCeleronプロセッサ 850MHz』を発表した。
『インテルPentium 4プロセッサ』 |
1000個ロット時の価格は、Pentium 4-1.80GHzが6万9470円、Pentium 4-1.60GHzが3万6340円、Celeron-900MHzが1万2730円、モバイルCeleron-850MHzが1万6560円となっている。
今回の発表で、現在のPentium 4のラインアップは1.40GHz、1.50GHz、1.60GHz、1.70GHz、1.80GHzの5種類となった。4月23日に最高クロックとして1.70GHzを発表した際、1.60GHzが“空白”となり、インテルも「今のところPentium 4-1.60GHzを発表する予定はない」とコメントしていたが、今回その隙間が埋められた。いずれのクロックの製品も0.18μmプロセス技術により製造されており、FSBは400MHz、256KBの2次キャッシュをオンダイで搭載する。パッケージは423ピンのPGAとなっている。
一方デスクトップ向けのCeleronのラインアップは733MHz、766MHz、800MHz、850MHz、900MHzに、モバイルCeleronのラインアップは700MHz、750MHz、800MHz、850MHzとなった。