Linuxサーバを開発するノーザンライツコンピュータ(株)が、Itanium搭載Linuxサーバ「NL Server 6401」を発表した。“6401”は、64bitの1番目という意味。
NL Server 6401 |
基本的な仕様は以下の通り。
- CPU……Itanium-733MHz×1(最大2)
- メモリ……512(最大8GB)
- 価格……250万円~
筐体はラックマウント型、タワー型両方に対応している。
対応するディストリビューションは、顧客のニーズにもよるが、基本的に選択できるオプションとして
- Red Hat Linux(Fisher)
- Turbolinux for IA64(ベータ3)
が用意されている。
同社代表取締役社長 喜多伸夫氏のコメント「当社の株主でもあるインテルの新しい64ビットプロセッサを搭載したサーバにより、科学技術計算分野に新しいソリューションが提供できるようになりました。また、Itanium向けソフトウェア開発の為のシステムとしても最適です」にもあるとおり、NL Server 6401の適用分野として科学技術計算分野が挙げられるが、同社ではそのほか、アプリケーション開発、ドライバ開発用途としてもアプローチしていく。
販売代理店は(株)テンアートニ。初年度の販売目標は100台。