Zalman TechのユニークなCPUクーラー「CNPS5000-Plus」が、複数のショップで販売になっている。このCPUクーラーは、一見すると随分ゴツく、製品全体がまるで何かのモーターのような印象だ。
特徴的なのはヒートシンクで、これまでにない形状。裏返して見るとわかるのだが、薄いフィンが何枚も中央から放射状に伸びている。同社は扇型のヒートシンクでも、似たようなヒートシンク形状を採用しており、どうやらこの形で他社と差別化を計っていく戦略のようだ。
ヒートシンク自体は黒いプラスチックカバーで覆われており、サイドにマザー取り付け用のネジ穴が8つあいている。この穴を利用し、マザーボードの穴とクーラー全体を固定する。マニュアルによるとAthlon用は内側、Pentium 4は外側の穴を利用するとある。
ファンは高さ25mmで60cm角のボールベアリング(2ボールベアリングかどうかは不明)。同梱品として注射器タイプの容器に入ったグリス、ネジのほかにNoiseless Connector RC100(60mm)とNoiseless Connector RC56(90mm)といった2種類の抵抗つきケーブルが入っており、これを使うことでファンの回転数を通常の5600回転から3200回転、2000回転に低減することができるようだ。
5月12日の記事で紹介した同社の製品は「CNPS5000」で、この製品がアキバで販売されると思われたが、今回取材できたものの型番はCNP5000-Plus。ホームページを見る限りでは、両者の違いはNoiseless Connector RC100(60mm)が入っているかどうかの違い。おそらく、ほとんどのショップでCNP5000-Plusが入荷していると思われる。
販売店と価格は以下の通り。
価格 | ショップ |
---|---|
\4,800 | 高速電脳 |
\5,980 | OVERTOP クレバリー1号店、3号店 |
\6,200 | コムサテライト2号店、3号店 |
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