DDIポケット(株)は16日、パケット通信を利用するデータ通信サービス“AirH”(エアーエッジ)”を6月1日に開始すると発表した。併せてインターネットが使い放題となる月額7000円の料金コースも設定する。
“AirH””のロゴ |
通信方式には、データ量に応じて32kbpsパケット通信と64kbps回線交換通信を自動で切り替える“フレックスチェンジ方式”と、32kbpsパケット通信のみの“32kパケット方式”の2種類を導入する。それぞれに対応した料金コースとして、フレックスチェンジ方式には準定額制の“ネット25”(25時間まで月額5800円、それ以降は60秒当たり10円)を、また32kパケット方式には定額制の“つなぎ放題コース”(月額7000円)を設定する。ともに“年間”“長期”“複数回線”の割引プランの対象となり、つなぎ放題コースでは、年間契約割引が適用されると月額5950円となる。
『AirH”Card』 |
サービスの開始は、フレックスチェンジ方式が6月1日で、32kパケット方式については8月を予定。対応するインターネット接続サービスは同社の“PRIN”とケイディーディーアイ(株)の“DION”。対応端末として、AirH”対応の通信機能内蔵PCカード『AirH”Card(エアーエッジカード)』をセイコーインスツルメンツ(株)が発売する。今後、コンパクトフラッシュタイプの『AirH” Card petit(エアーエッジカードプチ)』の発売も予定しているという。
同社は、今秋をめどに通信速度の128kbpsへの高速化などについても準備を進めているとしている。