Windows 2000で4スピーカ出力・DVDホームシアターに対応したサウンドカードとしてNOVACの「ReMiX2000」がすでに発売されているが、その機能強化版「ReMiX DXT」と、それに前面コネクタベイをセットにした「ReMiX DXT with OptoBay」が登場した。Windows 2000上で44.1kHz出力が可能というウリをそのままに、新たに6スピーカによる5.1ch出力に対応させたのが最大の特徴という。
CMI8738。この型番のチップは従来からあったが、6スピーカに対応した新リビジョンである |
使用されているサウンドチップはC-MediaのCMI8738。同梱されている「DVD Jet-AudioPlayer」との組み合わせにより、外部デコーダなしでのドルビーデジタル5.1ch出力を実現しているという。
端子部分にはゲームポートがなく、別体ブラケットにハーネスで引き出す方式を取っており、代わりにサブウーファ/センタースピーカ端子と9ピンDIN端子を設けている。これにより、サウンドカードから直接各スピーカを接続するか、スピーカセットをまとめてDIN端子一本で接続するか、どちらの方法もとれるようになっている。
またマニュアルによると、音質とノイズ対策を考慮した基板レイアウトを取っており、電源投入時のポップノイズ(ポンという大きな音)を低減するアンチポップ回路を搭載しているとのことである。
「ReMiX DXT with OptoBay」に付属する前面ベイ「OptoBay」は、3.5インチベイにアナログ入力、光デジタル入出力などを装備したもの。カード単体では光デジタル出力のみしかできないが、これを追加することで入力も可能となる。
「ReMiX DXT」と「ReMiX DXT with OptoBay」の入荷された各ショップでの価格は以下の通り。
価格 | ショップ |
---|---|
ReMiX DXT | |
\7,780 | コムサテライト3号店 |
\7,980 | クレバリー1号店 ツクモParts王国 |
ReMiX DXT with OptoBay | |
\9,980 | コムサテライト1号店 コムサテライト3号店 ツクモParts王国 T-ZONE.PC DIY SHOP |
\10,800 | 高速電脳 |