ミラクル・リナックス(株)は、『Miracle Linux Standard Edition Version 1.1』を5月25日より出荷すると発表した。価格は1サーバあたり5万円。
同製品は、「Miracle Linux Standard Edition Version1.0」を元に、より大規模なシステム向けに機能強化されている。また、「Miracle Linux for PostgreSQL Version 1.0」と「Miracle Linux for Samba Version1.0」の機能を統合している。そのほかの主な特長は以下のとおり。
- カーネル2.4、カーネル2.2.19の最新機能である各種ジャーナリング機能や、 Logical Volume Managerをサポート
- 4GBメモリ、RAW I/Oのサポート
- Apache、PHPとPostgreSQLやOracleの連携動作を検証済み
- Install Navigator for Oracleの搭載により、Oracleのインストールを簡略化。Oracle Parallel ServerやOracle9iASにも対応
- エプソン製Linux対応プリンタの全機種ドライバを同梱
動作環境は以下のとおり。
- CPU……Pentium相当以上
- メモリ……32MB以上
- ハードディスク……600MB以上の空き容量
製品版にバンドルされる商用ソフトウェアは以下のとおり。
- ATOK 12 SE R.2 for Linux
- Adobe Acrobat Reader 4.0.5
- HDE Linux Controller 2.0 Express Edition
- Netscape Navigator 4.7.5
- カイエンシステム開発 BizMagic
- GSEE パワーバイザ S/V3/V3 for GNX
- Ryobi TrueTypeフォント5書体
また、正式な出荷に先駆けて先行予約キャンペーンが行なわれる。詳しくは ぷらっとホームWebサイトをご覧いただきたい。