(株)内田洋行は、デジタルカメラを内蔵してPCで画像を表示/記録できるデジタル顕微鏡の新製品を発表した。
デジタルカメラを内蔵し、USBで接続したPCに画像を表示/記録できる「ウチダデジタル顕微鏡」。写真は3リボルバーの生物顕微鏡。 |
ウチダデジタル顕微鏡は、デジタルカメラを内蔵し、USBインターフェイスでPCに接続することで拡大画像をPCモニタで確認、記録できる学習教材。単体で顕微鏡として利用できるだけでなく、ビデオ出力機能を搭載するモデルも用意される。ビデオ出力機能を持たないモデルでは、撮像素子に1/4インチCCDを、ビデオ出力機能搭載モデルは1/3インチCCDを搭載する。どちらのモデルも出力画像は640×480ドットで、オートホワイトバランスを装備。
デジタル生物顕微鏡と、デジタル双眼実体顕微鏡の2種類が用意され、いずれもJIS規格レンズを採用する。デジタルカメラ部は内蔵しているため、肉眼での利用とデジタルカメラ撮影を切り替える際にデジタルカメラを着脱する必要はない。画像はリアルタイムに表示され、連続した動きなどの確認や記録も可能。
付属ソフトウェアは、コマ撮り機能や動画記録機能、取り込んだ画像から試料の長さや面積を測定する昨日、画像の重ね合わせ、画像へのテキストデータ入力などの機能を持つ。対応OSは、Windows 98/2000。
ラインナップとして、生物顕微鏡2モデルと双眼実体顕微鏡5モデルが用意される。デジタル生物顕微鏡「SB-600U」「同-600UV」は40~600倍で3レボルバー型(型名にVが付くモデルはビデオ出力機能付き)、価格は600Uが9万8000円、600UVが14万8000円。デジタル双眼顕微鏡は20/40可変倍率モデル「SSR-42U」「同-42UV」、10~30倍ズーム変倍モデル「SSZ-31U」「同-31UV」、10~40倍ズーム変倍モデル「SSZ-410UV」が用意され、これらの価格は8万8000円~24万8000円。
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