東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)は24日、“ダイヤルQ2”のサービス向上を図るため、番組ジャンルの見直しなどの取り組みを行なうと発表した。
ダイヤルQ2の電話番号に続けて、加入電話の契約者があらかじめ設定した4桁のパスワードをダイヤルしないと接続しない“パスワードジャンル”を新設し、すべての番組を移行する。ただし、定額の募金番組などのために1回あたりの情報量が100円(募金は300円)以下の定額制の“オープンジャンル”を設けるとしている。定額制のオープンジャンルについては、インターネット接続番組とアダルト向け番組は受け付けを行なわない。これにより、公衆電話からのダイヤルQ2の利用もできなくなる。実施予定は、今年の第3四半期。
併せて、3月27日に最高裁で出された判決を受けて、第三者による無断利用などが確認された場合に、支払い済みのダイヤルQ2情報量を返還することにしたという。