米Intel CorprationはイスラエルOradNet Inc.との共同開発により、過去のサッカー試合をどんなアングルからでも見ることができる3Dソフト「OradNet's TOPlay Soccer」を発表した。
試合進行を早送り/巻き戻し/スローモーションで再生でき、3D空間上の任意のポジションの視点から試合を観戦できる「OradNet's TOPlay Soccer」。 |
OradNet's TOPlay Soccerは、過去のサッカー試合の選手の動きなどを記録したデータと、サッカー場や選手を3Dレンダリングして表示するプレーヤソフトによって構成される。ユーザーは任意の視点でサッカー試合を見ることができ、ボール視点や選手視点など、臨場感のある観戦が可能。ゲームのデータは観戦中もOradNetのサーバ上に置かれており、早送り/巻き戻しなどの操作に応じてデータが配信されるという、双方向のサービスとなるわけだが、各種テクスチャなどは最初にダウンロードされてゲーム進行中は選手の動作データのみとなり、56kbpsモデム環境でも快適に表示される。
4月30日より、OradNetのWebサイトでのダウンロード配布が予定されている。課金システムは現在のところ不明だが、表示されるサッカー場の広告を募集したり、画面をクリッカブルとして選手のウェアや靴をオンライン販売するサイトにリンクするといった商業展開も予定されている。
カメラアングルを自由に設定できるほか、選手データや実況中継ウィンドウなどが表示される。 |