(株)ネットワールドは、4月10日よりクロスヘッド(株)が開発したインターネットアクセス管理ソフト「Mind Scope Ver.1.0」の発売を開始した。このソフトウェアは同一のCD上にTurboLinux Server 6.1をバンドルしており、動作環境を満たすハードウェアがあれば簡単に導入することが可能な”ソフトウェア・アプライアンス”となっているという。
Mind Scope Ver.1.0 |
Mind Scopeは、組織内のネットワークユーザーがインターネットをどのくらい使用したか、どのようなサイトにアクセスしたかを監視するソフトウェア。ユーザーがインターネットにアクセスするたびにクライアントPC側のモジュールが起動し、そのモジュールが集計サーバにアクセスログを送信するというシステムで、管理者は個人別のアクセス時間やアクセス先を調べることができる。ログデータはCSV形式で出力され、自由に加工することが可能だ。
ネットワールドによると、このシステムによって
- クライアントPCすべてにモジュールが組み込まれるため、心理的なフィルタリング効果がある
- 集計結果上位の有用サイトを社内に広報することで、有用サイトの情報を共有することができる
- ページ単位でアクセスを管理できるので、イントラネットサーバのコンテンツ管理に役立つ
といったメリットを挙げている。
価格は、クライアントユーザー数にかかわらず77万円(一年間の無償サポートとバージョンアップ込み)で、2年目以降のサポートとバージョンアップは年間12万円。
ハードウェアの動作条件は以下の通り。
- クライアント
- OS:Windows 98/2000/Me/NT
- ブラウザ:Internet Explorer 5.0以上、Netscape Communicator 4.7以上
- サーバ
- CPU:Pentium相当以上
- メモリ:128MB以上
- HDD:20GB以上