コンパックコンピュータ(株)は、Windows Powered Pocket PC日本語版を搭載した携帯情報端末「iPAQ Pocket PC H3630/H3660」を発表、4月中旬より発売を開始する。
独特の「ジャケット」システムにより、CFやPCカードを利用できる「iPAQ Pocket PC H3630/H3660」。 |
iPAQ Pocket PC H3630/H3660は、すでに米国では英語版が発売されているPocket PCマシン「iPAQ Pocket PC H3650」の日本語版に相当する。
CPUにStrongARM-206MHzを採用し、240×320ドット/4096色表示の3.77インチ反射型TFTカラー液晶を搭載する。光センサによって周囲の明るさを判別し、液晶フロントライトの輝度を自動変更する機能や、「ジャケット」と呼ばれる交換可能なアウターケースにCFスロットもしくはPCカードスロットを装備するなどの特徴を持つ。H3630は32MB、H3660は64MBのメモリが搭載される。本体サイズは83.5(W)×15.9(D)×130(H)mm、重量は約180g。
英語版では単なるプラスチックカバーのジャケットが標準装備され、CF、PCカードスロット付きジャケットはオプションであったが、日本語版ではCFスロットの付いたジャケットが標準装備となる。
価格はいずれもオープンプライスで、コンパック直販サイト「ダイレクトプラス」での価格はH3630が5万9800円、H3660が8万9800円。なお、出荷時期は、H3630が4月中旬、H3660が5月下旬。
H3630/H3660に関しては、英語版「iPAQ Pocket PC H3650」のレビューおよび日本語版のレビューを掲載。
コンパックコンピュータ(株)
問い合わせ先 ハンドヘルドPCサポートセンター 0120-178589