(株)ニコンは、顕微鏡や望遠鏡に取り付け、PCを介さずにネットワークに接続して遠隔地から画像を見ることができるデジタルカメラ「ニコンデジタルネットカメラDN100」を発表、5月7日より発売を開始する。
「ニコンデジタルネットカメラ DN100」の利用イメージ写真(顕微鏡、モニタ別)。 |
ニコンデジタルネットカメラDN100は、撮像素子に1/2.72インチの130万画素CCDを搭載するデジタルカメラで、最大1280×960ドットの画像を撮影できる。PCカードスロット(TypeII)と10BASE-Tインターフェイス、ビデオ出力機能を装備する。カメラ内部にHTTP サーバー/telnetサーバー/FTPサーバー/FTP クライアント機能を搭載し、遠隔地からブラウザで画像を確認したり、遠隔地のサーバーへの画像送信が可能。レンズマウントはCマウント(業務用/産業用カメラなどに利用される形式)を採用し、顕微鏡や望遠鏡、監視カメラなどへの接続が可能。
同社の顕微鏡「エクリプスE600」との組み合わせ例(最上部にDN100のカメラ部をマウント)。 |
システムは、カメラ本体とネットワーク接続ユニット、カメラコントローラの3つで構成され、それぞれの本体サイズ/重量は88(W)×44(D)×73(H)mm/230g、282(W)×177(D)×84(H)mm/2.2kg、56(W)×68(D)×21(H)mm/110g。AC電源(85~264V)で動作する。
価格は40万円より。
(株)ニコン
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