(株)バーテックスリンクは、台湾Leadtek Research Inc.の最新ビデオカード「WinFast GeForce2 MX SH MAX」を3月23日より出荷開始すると発表した。WinFast GeForce2 MX SH MAXはNvidiaの最新2D/3Dビデオチップ「GeForce2 MX 400」を搭載するAGPカード。
WinFastシリーズではおなじみの“ウィングスタイル”のヒートシンクを持つ「WinFast GeForce2 MX SH MAX」。ビデオメモリにはアクセスタイム6nsのSDRAMを搭載。ファンの回転数やコアの温度をWindows上で監視できる「WinFox」などのユーティリティソフトが標準添付されている。 |
GeForce2 MX 400は、GeForce2 MXに代わるコストパフォーマンス重視の2D/3Dビデオチップ。GeForce2 MXと機能的にはほぼ同一だが、対応するビデオメモリがDDR SDRAM(64bitバス)/SDRAM(128bitバス)の2種類で、コアクロックは従来の175MHzから200MHzに高速化されている。ちなみにSDRAM(64bitバス)のみをサポートし、コアクロックが従来と同じ低価格モデル「GeForce2 MX 200」もラインナップされている。
WinFast GeForce2 MX SH MAXは、GeForce2 MX 400(200MHz動作)と、ビデオメモリに6ns(166MHz動作)のSDRAM64MBを搭載。VGA端子とTV出力(S-Video)端子を搭載する。TV出力用チップは従来と同じConexant製Bt869KRFで出力解像度は最大800×600ドット/フルカラー/60Hzまで。WinFastシリーズのビデオカードでGeForce2 MXを搭載する従来モデル「WinFast GeForce2 MX SH Pro」と比べると、ビデオメモリはProのほうが5ns(175MHz動作)と高速だが、コアクロックが175MHzに抑えられている分、総合パフォーマンスではMAXのほうが若干上回ると予想される。
価格はオープンプライスで、店頭での実売価格は1万9000円前後が見込まれる。
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