日本ヒューレット・パッカード(株)は、PocketPCマシン「hp jornada 525」とH/PC2000マシン「hp jornada 710」を発表、3月31日より発売する。
本体色がシルバーとなり、液晶カバーパネルが省略された「hp jornada525」。低価格機とはいえ、CF TypeIIスロットによりNTTドコモの「P-in Comp@ct」の利用が可能だ。 |
hp jornada 525は、同社のPocketPCマシン「hp jornada 548」の低価格版にあたる姉妹機。大きな変更点は、バックライト付きSTNカラー液晶が4096色から256色表示になった点と、内蔵メモリが32MBから16MBに減少している点、背面のCFスロットはTypeIからTypeIIに変更されている点などがある。本体は濃紺から明るいシルバーに変更され、フリップアップ式のフロントカバーも省略、USB接続のクレードルもオプション化されている。
jornada 548はフロントカバーにスタイラスのスロットがあるが、jornada 525では代わりにスタイラススロット付きの皮製携帯ケースが付属。USB接続のクレードルの代わりにはPC接続ケーブル(シリアル接続)が標準添付される。なお、フロントカバー、USBクレードルともにオプションとしてjornara 548用と同じものが用意されている。また、内蔵ROMには新たに英和・和英辞書が追加(jornada 548ではCD-ROMでの添付)され、付属CD-ROMのバンドルソフトウェアにはゲーム2種(いわゆる“水道管ゲーム”「Fun2Link」といわゆる“パズルボブル”「Bubble Blaster」、いずれもZio Interactive製)などが追加されている。
そのほかのスペックはjornada 548と同じで、本体サイズは78(W)×16(D)×130(H)mm、重量は230g。
価格はオープンプライスで、同社直販サイト「hp select」での販売価格は2万9000円前後を予定している。
hp jornada 710は、同社のH/PC2000マシン「hp jornada 720」の低価格版にあたる。最大の違いは内蔵モデム(ソフトウェアモデム機能)が省略されており、それにともなってモジュラコネクタがなくなっている点。PCカードおよびCFカードはjornada 720と同様に各1スロット持ち、通信はPCカードを使用することになる。また、USB接続のクレードルはオプションとなり、代わりにPC接続ケーブル(シリアル接続)が標準添付される。
そのほかのスペックはjornada 720と同一で、本体サイズは189(W)×95(D)×34(H)mm、重量は510g。外観上の違いは本体側面のモジュラジャックがなくなった点のみ。
価格はオープンプライスで、同社直販サイト「hp select」での販売価格は7万9000円前後を予定している。
日本ヒューレット・パッカード(株)
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