“日本電気(NEC)製Sound Blaster Live!/value”とでも言うべきサウンドカード「PK-UG-X025」がT-ZONE.PC DIY SHOPに入荷し、販売が始まっている。
中身はどこからどう見てもクリエイティブメディアの「Sound Blaster Live!/value」。サウンドチップも“EMU10K1”と変わりない。アナログ5.1チャンネル出力に対応しているところを見ると、いわゆる“新型value”であるようだ。
サウンドチップは“EMU10K1”、カードの型番は“CT4830”となっており、どう見てもクリエイティブメディア製と同じ |
NECの1年保証がつく |
おそらくNEC製のPCにOEM供給されていたものだと思われるが、NECによる1年間のメーカー保証までついているのは驚きだ。「NECにあった在庫をすべて入荷した」(T-ZONE.PC DIY SHOP)。
なお、Sound Blaster Live!はPCメーカーにOEM供給される際、ドライバがメーカー向けにカスタマイズされている場合があるが、今回のNECパッケージ品がそれに該当するかどうかは不明。パッケージ裏面にはクリエイティブメディア製と互換性があると記されているが、100%互換である保証はない点は注意しておいてほしい。
マニュアル、ドライバディスクは完全にNEC製。おそらく、このパッケージのままNEC製PCにバンドルされていたのだろう |
クリエイティブメディアのSound Blaster Live!との互換性をうたう記述 |
ただし価格は4800円と、クリエイティブメディア純正品と比べると格安。これは市場に流通しているバルク品よりも安価な計算になる。サウンドカードの主用途がゲームだという人なら要チェックだ。
【取材協力】