三菱電機(株)は26日、USBデバイスコントロールICの新製品として、パソコン周辺機器向けの『M66291GP』を開発し、3月にサンプル出荷を開始すると発表した。サンプル価格は1000円。
高速転送に対応した『M66291GP』 |
『M66291GP』は、USB1.1規格に対応したコントロールIC。データバス幅を8bit/16bitから選択できるほか、DMAを2系統搭載するなど、広範囲なCPUに対応。3KBのデータ転送用メモリーを内蔵し、FIFOメモリーのアクセスを2倍以上高速化、さらに連続転送モードを搭載したことで12Mbpsの高速転送レートに対応。また、回路設計を見直して大量データ通信時の消費電流を従来の半分以下の15mWに低減したのが特徴。パッケージは48ピンのQFP(7×7mm)。生産規模は月産10万個の予定。