ダブルクリック(株)は26日、ISPのアクセスポイントから地域を限定しインターネット広告を配信できるサービス“エリアターゲティング”を27日に開始すると発表した。
“エリアターゲティング”は、ダイヤルアップによりアクセスポイントに接続するユーザーの所在地域をISPの市外局番から割り出し、ダブルクリックの広告ネットワークを通じて、広告主の希望する地域に限定したバナー広告を配信するサービス。大都市圏限定、大阪地区限定といった、ユーザーが所在する地域に密着した広告キャンペーンの展開が可能としている。広告配信には同社の“DART”技術を利用し、これに日本国内約200のISPの各アクセスポイント情報とIPアドレスを関連付けたデータを参照することで、市外局番をもとにした細かい地域ごとのターゲティングを行なえる。現段階で日本国内のダイヤルアップユーザーの約75パーセントを網羅しているという。広告形式はDSJネットワークサイトへのローテーションバナー(インプレッション保証型)。バナーのサイズは縦60×横468ピクセル。料金は露出回数が12万5000インプレッションで50万円、33万4000が100万円、57万7000が150万円、100万は200万円。なお、特定サイトやカテゴリーの指定はできない。