三洋テクノ・サウンド(株)は、マイクロソフトのWindows Media Playerに搭載が予定されている「Windows Media Audio8」(WMA8)に対応したメモリオーディオプレーヤ「SSP-PD9」を発表、3月1日より発売を開始する。
従来機「SSP-PD7」と同じボディを採用し、業界初のWMA8対応メモリオーディオプレーヤとなる「SSP-PD9」。 |
SSP-PD9は、Windows Media Audio(WMA)、MP3、AACの3種類の圧縮方式に対応した小型メモリオーディオプレーヤ。業界で始めてWMAの3倍モードに対応し、64MBメディアに約3時間分を記録した音楽データを再生できる。著作権保護機能として、マイクロソフトの「WMRM」とリキッドオーディオの「SP3(Secure Portable Player Platform)」に対応する。
業界初の機能として、新開発の「ヘッドフォン3Dサラウンド機能」を搭載することによりインナー型ヘッドフォンでも広がりのある音場を再現可能なほか、PCのUSB端子に接続すればUSBバスパワーから本体内のニッケル水素バッテリを充電する機能を持つ(別売のACアダプタでも充電可能)。電源は単4乾電池×1で、アルカリ乾電池もしくはNi-MH充電池を使用可能。駆動時間はアルカリ乾電池の場合は約7.5時間、Ni-MH充電池では約5.5時間。
記録媒体はMMC(マルチメディアカード)×1スロット、ファイル名や演奏時間、4段階のバッテリ残量などを表示するモノクロ液晶を備える。付属ソフト「リキッドプレーヤーfor SNAYO」(対応OSはWindows 98/Me/2000)の利用により、著作権管理された楽曲を試聴/購入し、SSP-PD9に転送できる。なお、WMAファイルの転送はWindows Me/2000のみ可能で、著作権管理情報の付加されていないWMAファイルは再生できない。
本体サイズは約38.6(W)×24.8(D)×83.5(H)mm、重量は約58g(電池、MMC含む)。USBケーブルと64MB MMC、インナー型ヘッドフォン、Ni-MH充電池×1、アルカリ乾電池×1が付属する。
価格は4万1000円。
三洋テクノ・サウンド(株)
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