(株)日立製作所は21日、1400×1050ドット(SXGA+)対応の14.1インチ液晶ディスプレーと、モバイルPentium III-850MHzを搭載したA4ノートパソコン『FLORA 270GX』を22日に発売し、出荷を開始すると発表した。価格はWindows Me搭載の推奨モデルが30万3000円など。併せて、12.1インチ液晶ディスプレーとCeleron-600MHzを搭載したモデルの追加と、モバイルPentium III-750MHz搭載モデルの価格改定も発表した。起業向けネット販売サイト“日立インターネットショップ”と営業・代理店経由で販売する。
『FLORA 270GX』 |
『FLORA 270GX』は、A4サイズのオールインワンタイプのノートパソコンで、用途に応じてCD-ROM/DVD-ROMドライブなどを交換できるファイルベイのほか、ポインティングパッドの側面にアプリケーションの起動を割り当てられる“Pスイッチ”を装備する。
本体サイズは幅320×奥行き264×高さ37.7mmで、重量は約2.9kg。OSにはWindows Me/98に加え、Windows 2000 Professionalも用意する。価格は、Pentium III-850MHz、メモリーが64MB、10GBのHDD、24倍速CD-ROMドライブ、100BASE-TX/10BASE-Tインターフェース、Windows MeあるいはWindows 98 SEの推奨モデルが30万3000円、Windows 2000/NT 4.0搭載の推奨モデルが31万7000円。Celeron-600MHz、Window MeあるいはWindows 98 SE搭載の推奨モデルが17万8000円、Windows 2000/NT 4.0搭載の推奨モデルが19万2000円など。
価格改定は、Pentium III-750MHz、14.1インチTFT液晶ディスプレー、64MBメモリー、10GBのHDD、24倍速CD-ROMドライブを搭載したWindows 2000モデルが27万7000円になるなど、推奨モデルが2万2000円値下げとなった。