サンディスク(株)の13日の発表によると、米サンディスク社は現地時間の12日、512MBのコンパクトフラッシュと128MBのスマートメディア(ID付き)を第2四半期(4~6月)に発売すると発表した。価格はどちらもオープンプライス。
同社のネルソン・チャン(Nelson Chan)ワールドワイド・マーケティング&セールス部門上級副社長は「デジタルカメラやパソコンの高機能化と情報の互換の必要性などを受け、大容量メモリーカードを利用したさまざまなプラットフォーム間での情報交換のニーズが一段と高まっている。また、今後携帯電話端末での動画利用やGPS機能の搭載、さらには家電の情報化の本格化などにより、この流れは加速するものとみている。例えば、500MB以上のメモリーカードでは何百枚もの高画質の画像データ保存が可能であり、これは、デジタルカメラの可能性をさらに拡大していくだろう。また、MP3の音楽ファイルやビデオまでも一枚のカードに記録できるようになるなど、さまざまなプラットフォームに対するユーザーのニーズにも対応していくだろう。サンディスクでは、今回の相次ぐ大容量2製品の発表により、フラッシュメモリーカード市場の大容量化は新しいステージに入るとみている。サンディスクでは、大容量化へのアドバンテージに加え、安定したパフォーマンスを維持することで、業界をリードしていく考えだ」とコメントしている。
なお、日本においても4~6月に同製品を発売する予定。価格はどちらもオープンプライス(予想販売価格は512MBのコンパクトフラッシュが8万円前後、128MBのスマートメディアは1万8000円前後)。