ヒートシンクも丸い形のものに変更されている |
昨年、「Power VR3」をベースに開発された「KYRO」を搭載して話題となった「EVIL KYRO」(C.P. Technology)が、TV-OUT機能を搭載して新登場した。 パッケージの外観からは区別がつきにくいが、TV-OUT機能のあるものは箱の裏のTV-OUTチェック欄にマークが入っているので、それを目安とすればいいだろう。
パッケージの裏のTV-OUTにチェックが入っていれば同製品だ |
中のカードを見てみると、ブラケット部にはS端子とコンポジットが追加されており、それにともない従来製品ではパターンのみであった部分にCHRONTEL社のビデオエンコードICが搭載された。「74F08」と書かれたICも追加されているが、スイッチの役割もしくは論理反転の役割を果たすインバータと思われる。また、ビデオチップに載っているクーラーは四角から丸型にのものに変更になっており、ヒートシンクの高さも従来モデルより高くなっている。
さらに基板をよく見てみると、AGP×2/AGP×4の設定用ジャンパの位置が変更になっている点などが違う。
左が従来製品。右がTV-OUT機能付きの新製品 |
販売を開始したのはCUSTOM(1万4800円)、コムサテライト2号店(1万3800円)、クレバリー1号店(1万3800円)。64MB版で1万4800円。WinDVD 2000、ゲームソフトが同梱されている。また、CUSTOMでは従来製品は1万3800円に値下げするとのこと。
同梱されていたマニュアルに記載されているTV出力の設定 |