(株)日立製作所は8日、コンシューマー向けパソコンとして、『Prius Deck 550T』と『Prius Deck 750T』3モデルの計2機種4モデルを、24日から順次発売すると発表した。価格はすべてオープン(予想販売価格は550Tが24万円前後、750Tは28~40万円前後)。
24時間のTV録画が行なえる『Prius Deck 750T5PV』 |
『Prius Deck Tシリーズ』は、DVD-RAMドライブまたはDVD-ROMドライブとCD-R/RWドライブのダブルドライブ構成で、ラスターパネルを採用した“スーパーピュアカラー”液晶TFTディスプレーが付属したデスクトップパソコン。『Prius Deck 750T』には、放送中のTV番組を一時停止したり巻き戻したりできる“タイムシフト視聴機能”や、ワープロなどを作業しながらTVが見られる“ミニTV機能”を搭載したTV録画システム『Prius Navistation』を搭載する。最上位機種の『750T5PV』は、約24時間のTV録画が可能な約100GBのHDDとPentium III-1GHz、液晶TVとして使用できる15インチPriusView液晶ディスプレーを搭載する。またウェブ作成ソフト『ホームページビルダー』や、ラベル作成ソフト『ラベルマイティ』などをプレインストールする。OSは全機種Windows ME。
『Prius Deck 550T5SW』 |
最小構成の『Prius Deck 550T』の仕様は、Pentium III-866MHz、815EPチップセット、64MBのSDRAMメモリー、60GBのUltra ATA/100対応のHDD、DVD-ROMドライブ(最大12倍速のDVD-ROM読み込み、最大40倍速のCD-ROM読み込み)、CD-R/RWドライブ(最大32倍速の読み込み、最大8倍速の書き込み/書き換え)、100BASE-TX/10BASE-T対応のLANインターフェース、15インチスーパーピュアカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット 1677万色)となる。本体サイズは幅99×奥行き399×高さ355mmで、重さは約9.8kg。電源はAC100Vで、消費電力は最大約139W。