マイクロソフト(株)は8日、これまでマイクロソフト認定パートナーにのみ提供してきた「Microsoft SQL Server 2000 Runtime版」を、認定パートナーでないアプリケーション開発ベンダー各社に対しても提供を開始すると発表した。
これまでSQL ServerのRuntime版は、PIP(Product Integration agreement Program)2.0の契約に基づいて同社の認定パートナー制度に加盟する企業に対してのみ提供されていた。これを認定企業かどうかに関わらず、また契約の形態も柔軟にした形で、RIP2.1として提供するという。
アプリケーション開発ベンダーは、Runtime版を購入することにより、自社で開発するERPやCRM、グループウェアなどのアプリケーションにデータベースエンジンとして組み込んだ形で、ユーザーに提供することが可能になる。