オーバークロッカーには賛否両論のcC0コアだが、ほとんどのユーザーが話題にするのはFC-PGA。オーバークロック耐性はS-SPECや製造週によってもばらつきがあるため、ユーザーの報告が貴重な情報源になることが多いが、SECC2となると情報量が少なすぎるのが現状。cC0=アタリのCPUと思い込んで、即購入するのはやめたほうがいいだろう。どちらかというと、人柱的チャレンジ精神の旺盛な人向けの製品といえるかもしれない。
参考までに、S-SPECはSL4KFだった |
今回登場したのはリテールボックス品のみで、価格はTWOTOP 1号店にて2万2800円。同店ではThunderbirdコアAthlon-1GHz(Bulk)で2万1800円で販売しており、“定格”での価格では勝負にならない。しかし、133MHz×8=1066MHzでもし動いたら……? 誰も保証はしてくれないが、Athlon-1GHzが2万円台前半という価格に見向きもしないIntel信者の間では、購入する人がでてくるかも。
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