ライブラリ画面。それぞれの文書をクリックすると、Wordファイルならば、WordをQuickPlaceが読み込んでHTMLにレンダリングして表示する。 |
具体的な特徴としては、
- モバイルでのオフライン運用
- 在席情報などを含んだインスタントメッセージング
- 全文検索
- 新規投稿や更新を通知する「News」機能
- Microsoft Officeとの連携機能
などが挙げられる。
2の、在席情報を含んだインスタントメッセージングは、同社の同期型メッセージングソフトウェア「SameTime」のサブセットを搭載した。
また、5のMicrosoft Officeとの連携機能では、
- ロータスが独自に開発したレンダリングエンジンがMicrosoft Officeのファイルを読みこみ、Web上でフォントやレイアウトを再現して表示
- Web上のMicrosoft Officeのアイコンをダブルクリックするだけで編集/保存が可能
- ドラッグ&ドロップでファイルのアップロード/ダウンロードが可能
といった特徴がある。
価格/スペック
価格体系は、
- CPU単位使用権……137万2000円
- ユーザー単位使用権……1人あたり3900円
に分けられる。
「ユーザー単位使用権」は、社内における使用に限定されたバージョンで、社外とのコラボレーションはできない。サーバに関するライセンスは必要なく、使う人間1人あたり3900円の費用が発生する。本記事冒頭で紹介したような社外とのコラボレーションはできないが、社内における小プロジェクトの管理などでは、設置が簡単なだけに重宝するはずだ。
対して「CPU単位使用権」は使用する人数は無制限で、かつ社外メンバーの利用も可能。この製品のコンセプトからして、このCPU単位使用権による使用形態のほうが本筋だろう。
サーバの動作環境は
- Windows NT Server 4.0(SP4以降)
- Windows 2000 Server
で、Solarisについても対応予定だという。
クライアントの動作環境はWindows上の
- Internet Explorer 4(SP2以降)
- Internet Explorer 5.x
- Netscape Navigator 4.5、4.6、4.7
となっている。Macintoshは対応予定。