(株)東芝は26日、容量64MBのスマートメディア『TC58NS512DC』とTSOP(Thin Small Out-line Package)『TC58512FT』のサンプル出荷を開始した。これは0.16μmプロセスを利用した512MbitのNAND型フラッシュメモリーの開発により可能になったもの。メディアごとに固有の識別ID番号を格納しており、データの著作権保護を可能にしている。また、512MbitのNAND形フラッシュメモリーを2枚積層することで128MBのメモリー容量を実現したスマートメディア『TH58NS100DC』と、1GbitのTSOP品『TH58100FT』についても9月末にサンプル出荷を開始する予定。2000年の12月に量産したいとしており、いずれも価格は3万円以下となる見込み。
『TC58NS512DC』(左)と『TC58512FT』(右) |