一般初公開の『決戦II』
コーエーブースは、注目の新作タイトル『決戦II』が一般に初お目見え。(株)コーエーのプロデューサーである、シブサワ・コウ氏のプロデューサー20周年記念作品だ。22日は、そのシブサワ・コウ氏が解説のため登場した。
シブサワ・コウ氏。登場するや否や、そこかしこからフラッシュを浴びていた |
決戦IIのコンセプトは“よりダイナミックに、よりドラマチックに”。前作『決戦』が関ケ原の合戦をシミュレーションしたゲームだったのに対し、「三國志をモチーフにはしたが、完全なファンタジー(シブサワ氏)」。雷や竜巻、地割れなどの妖術が飛び交う、派手なゲームになるようだ。
決戦II、オープニングムービーから1コマ。これも初公開。PS2実機で実際に操作するデモもおこなわれた。23~24日にもおこなわれるかどうかは不明だが、チェックする価値は大いにある |
萌え萌え少女、多数来襲
そんな決戦IIの盛り上がりをよそに、11月発売予定の『アンジェリーク トロワ』デモ機のまわりには、女の子の人だかりができていた。ゲームショウの来場者はほとんどが男性だが、アンジェリーク トロワのまわりに男の姿はなし。真剣な表情で画面を見つめている女の子たちの姿が印象的だった。
『アンジェリーク トロワ』に集まる女の子たち |
ビクトール教官との1コマ |
あまり目立たないところに、ゲームボーイアドバンス版の『Winning Post』が! |
『ギタルマン』のデモ。ゲームショウの客層とは若干違うのか、決戦IIやアンジェリークに比べると、やや寂しい感じ |
PS2用の2作品が目を引いた元気
元気(株)のブースでは、PS2用のレースゲーム『首都高バトル0(ゼロ)』と、3D格闘ゲーム『剣豪』の2作品を展示。1ブースを完全にふたつに分け、一方では近未来的に、一方では純和風のイメージで、それぞれのゲームを紹介していた。
『首都高バトル0』。広報によると「Dreamcast版の集大成と、新しい出発」という位置付け。現在の完成度は20パーセント程度だというが、ジャギーがやや目立つほかは、もうほとんどDreamcast版と遜色ないレベルだ。発売は今冬を予定しているという |
首都高バトルのデモ機には、コンパニオンのお姉さんがひとりひとりついてくれる。実際の首都高で時速100数十キロ出して走っている最中に、横からお姉さんがやさしく話し掛けてきたら事故は確実。そういった意味で貴重な体験ができる |
『剣豪』。12月発売予定だ。真剣で斬った相手から飛び散る鮮血も、PS2の描画能力でばっちり。残念なことに、今回はムービーのみの発表になる。なお、純和風の発表スペースは比較的狭いため、ゲーム内容の発表イベントに参加したい場合は、開始予定時刻に余裕をもってブースに行くといい |